今日は学校が休みだよーーー!
今日は都民の日です。
地元の電車が20分とか30分に一本でも、一応都なもんでね!
とは言いますが、特に書くことがないのです。
漢文と世界史と日本史に追われてるので、午後はずっとそれやってました。
あ、書くことあったですよ!
昨日「獣の奏者」の続編2冊を買って読みました。
探求編と完結編だったかな。
感想はー。
やっぱり上橋菜穂子さんはすごいと思いました。
「獣の奏者」は一、二巻で完結のはずだったんですけど、ファンからの熱い要望にこたえて続編を書いたそうなんです。
児童文学として売られ、アニメ化もしてるんですが、政治面とか人間関係の描き方が深い!
二巻を読み終わった後は、こう、なんとも言えない感情がこみあげてきて泣いちゃったんですが、今回もでした。
大人になって子供も生まれたエリンのお話だったんですが、一、二巻より大人向けでした。
ネタバレはあれなのであまり詳しく書きませんが、感情だけ書いておこうかな。
読み終わった後は、いろんな感情がごっちゃになり、感極まって大号泣でした。
嗚咽と震えが止まらぬ。
嬉しくて、哀しくて。
哀しくて、苦しくて。
これで良かったのか、悪かったのか。
幸せであり、不幸であった。
うん、こんな感じ。まじでバスタオルが要ります。
またすぐには読み返せない作品ですね。なんかこう、最後まで読むのがつらくて。
ハリポタと同じだね。ハリポタはもう読み返せるようになったけど、これはかなりかかりそうです。
ほんとはいますぐでも読み返したいんだけど、うん、つらい。
こんな作品を書ける上橋さんは、本当に尊敬できる方です。
最後に。
完結編の途中で、こんな主人公の台詞がありました。
「運命に不意打ちをくらうのがいやなんです。――気が小さいんですね」
これと同じような台詞、同じ上橋さんが書いた「闇の守り人」にも書いてあるんです。
「運命の女神に、舌をだされるのがいやなんでね」
とかそんな台詞。
これって辛い思いをした人にしか言えないような気がします。
同じ作者の、共通した台詞。
すごく・・・、気になります。